京の節分絵巻

2月3日、花倉里京先生の撮影会。
京都の初春の風物詩、吉田神社、聖護院の節分会へ撮影に行っていました。



吉田神社の節分祭は室町時代から行われ、京洛の一大行事と言われました。
この日も厄除け・招福祈願のたくさんの人で溢れかえっていました。

聖護院門跡では、山伏たちによる護摩行を見ることができました。

護摩壇は神聖な場所。
結界とするため、護摩行を始める前は邪気を払うために山伏が東西南北にむかって弓を引きます。
護摩壇に火がつけられると、白い煙がもうもうと…そのうち赤い炎が勢いよくあがり、周りを囲んだ山伏の読経の声と相まって、迫力のある光景でした。



聖護院門跡のおむかい、須賀神社では『懸想文売り』と呼ばれる白い布で顔を隠した怪しげな二人を撮らせていただきました。

懸想文…今で言うラブレターです。




須賀神社のHPからお借りしました↓

■「懸想文」のはじまり

そもそも懸想文とは、公家など限られた人しか文字が書けなかった時代に自分の恋心を代わりに書いてもらっていた文、つまりラブレターの代筆文をいいます。懸想文の風習は平安時代から始まり、江戸時代になると盛んに行われ、いつしかラブレターの代筆業を行う「懸想文売り」が登場したといわれています。懸想文売りがなぜ覆面で顔を隠しているのかというと、実はこの商売をしていたのが、貴族だったからです。町の人々に代筆業のアルバイトをしていることがばれないように顔を隠していたのだとか。

背中の枝に、懸想文の効能が書かれています。
ぜひ、写真を拡大して読んでみてくださいね。


途中、雨足が強くなりましたが、『雨降って地固まる』招福の雨と受け止めました。


印象的な京の風物詩…来年もまた行ってみたいと思います。



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