ユニバーサルデザイン ~Design for All~

こんにちは
おとなのためのパーソナルカラー診断
伝える・魅せるフォトレッスン
大阪 高槻 Colorgenicです



今日はユニバーサルデザインについてのお話です


色の見え方って皆さん一緒でしょうか?


私たちの目には、色を感知する「錐体(すいたい)」という細胞が備わっています
錐体には3種類あり、

赤・緑・青

のそれぞれの波長に、高い感度を持つ細胞です


3種類の錐体でキャッチした情報が、視細胞の中で電気の信号となって脳へ伝達され
色として認識されるのですが


この錐体の働き方が、実は人によってそれぞれ異なるので
おのずと見え方も変わってくるわけです



先天的に3種類の錐体のうち、いくつか欠損されている方もいらっしゃいます(色覚特性)
そんな方たちにむけて、色を使って表現する際には、特に配慮が必要となります





また、高齢者の方への配慮も忘れることができません


老眼や白内障は目の水晶体の弾力性の低下や、白濁で起こります
明るい光がまぶしく感じるのもその一つです
紫外線の影響で角膜や水晶体が黄みがかると、色の見え方が変化します



色覚特性のかたや、高齢者への配慮は



配色のくみあわせに留意すること


明度差をつける配色にすること


セパレーションといって
無彩色で、文字を囲んで見えやすくする方法がとられます



高齢者の室内空間には光を強く反射する素材や光沢のある塗料は避けたり
壁面はオフニュートラルやベージュ系にすると過ごしやすくなります



こうした配慮は、実は困っている方たちだけでなく
いろんな人にとっても便利で好都合なことが多いのです






よく耳にする

ユニバーサルデザイン


1974年アメリカの建築家ロナルド・メイスによって提唱された概念です


「どのような年代・性別・能力や個性の有無にかかわらず、

誰にとっても [Ⅾesign for All ] 快適で使いやすい製品づくりや環境のデザインを指向する」

というものです



ここで大切なこと…それは



バリアフリーとユニバーサルデザインは考え方が全く違う!



バリアフリーは

障碍者や高齢者のためにあとから、バリアを取り除くものであるのに対して


ユニバーサルデザインは

すべての人が対象で、みんな簡単に使える製品・建物・環境を作ることなのです



ロナルド・メイスが提唱した、ユニバーサルデザインの7原則です


公平な実用性

 自動ドアなど



柔軟性に富む 

 左右どちらでも使えるハサミなど


単純で直感的に利用できる

 センサー式の水道の蛇口など



わかりやすい情報伝達

 ピクトグラムによる表示



エラーに速やかに対応

 パソコンの「戻る」ボタンなど




労力が少なくて済む

 プリペイドカードなど



利用しやすい大きさと空間

 多目的トイレなど


(画像お借りいたしました)




毎日の生活のなかで何気なく使っているものにも
たくさん、ユニバーサルデザインが溢れています



誰にとっても、使いやすい便利なものですよね



みんなが生きやすい世界って素晴らしい


根底はやっぱり、思いやり、愛だよね




カラーデザインの世界でも、こんな知識を活かしています
今回の検定試験のための学びを通してより視点が広く、深くなりました







Colorgenicの、色の学びのコース

「美色コーディネイト講座」の中でも、色々とお伝えしていきたいと思っています



ぜひ、色の学びの扉を開けてください
楽しいですよ



長々と読んでくださってありがとうございました



私も書き綴りながら復習できました!

ありがとうございます



カラージェニック|大阪 高槻 |パーソナルカラー診断

個性や魅力をいろどり もっと軽やかに生きるためのパーソナルカラー診断 いくつになっても、いくつからでも 自分自身をアップデートできます 自分らしい生き方は パーソナルカラーを知ることで叶えられていくのです

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