私なりの色の学びを深めています ~カラーデザイン検定~


昨年末から始めた、カラーデザイン検定2級の学び。
感覚から理論だてて考える…、それが楽しいこの頃です。

これは ↑ 色の対比 同化

知識の落とし込みのために、自分で作ってみました。

Colorgenicの文字が、同じ色なのに違って見えたり見えやすい配色があったりしますよね。
今まで、なんとなく感覚ではわかっていたことも、どうしてそうなるのか?を理論で知るとどんな状況でも応用が利くことに気づきます。




例えば…パソコンで作っていた資料を紙媒体で出してみると色味に違いがでるのも、混色といわれる色再現の仕組みが違うからなのです。


色光の三原色、R・G・Bによる加法混色はパソコン、テレビモニターなど光の技術の時に使われ、
色料の三原色C M Y K(Key color)による減法混色は絵具、印刷、など材料を使うものの時に使われます。


色再現をなるべく等しくしようと思うと、RGB→CMYKの両方で数値確認しながらでないといけないということがわかります。

パソコンモニターほどの鮮やかさを、同じように印刷では出しにくく私もサロンのリーフレットを作ったときに色みが違ったことがありました。
皆さんも、そんな経験ありませんか?






このお写真は以前、撮影実習でいった神戸ハーバーランド夕景・夜景撮影講習でした。
マジックアワーといわれる日の入り時刻の前後30分間が一番夕景夜景を美しく撮れる時間なのです。

マジックアワーには緑や青系の色が比較的明るく鮮やかに見えるのに、赤系の色が暗く沈んで見えるんです。
これは、私たちの目の仕組みがそうなっているために起こります。

夏の花火大会の浴衣を選ぶなら、紺色で美人度アップさせましょうね~。




雨上がりにみえる虹も、ちいさな雨粒の中で光の反射が起こったもの。
太陽を背にして42度の角度が、虹に出会えるシチュエーション。
虹をみつけてワクワクするのは、そんなレアな瞬間だからなのかもしれませんね。


この世の中に存在するたくさんの色。
どこにいても、だれでも同じ色と認識するため、色を記号や数字を使って表示するシステムがいくつかあります。

日本では、マンセルシステムと呼ばれる表色系が使われています。

京都や奈良、金沢では街並みのイメージを大切にし色使いが指定されています。
目安となる「景観色彩ガイドライン」は、マンセル値をもとに作ったカラーレンジだそうです。





これは京都へ行った時のお写真。


産寧坂にあるスターバックス


祇園花見小路に期間限定でオープンしていたエルメス




「危険」や「安全を守る」ための色も、実はマンセルシステムで管理されていて、海で使う救命具のオレンジ色も青緑色の生みの中で見つけやすいように指定された色番号があるのです。

流氷を見に網走へ行った時のお写真、雪景色のなかでは白い灯台は見えなくなりますよね。


プーケットへ行ったときのライフジャケットは、日本のオレンジ色より赤みが強いものでした。
バックに映る青緑色の海の色と、補色の色使いなので目立ちますね。




お店で気に入って買った洋服が、家に帰ってみたら思っていた色と違ったなんてことも…


これは光の違いで色の見え方が違ったから。


照明の光が物の見え方に影響を与えてしまう光源の特性を、演色性と呼びます。

お肉屋さんではお肉がおいしく見える照明、宝飾店ではアクセサリーが美しく見える照明、見せたい商品によって使う光源はそれぞれ違うのですが、美術館などの展示物はそのものを正しく見せないといけないので、演色性の高い照明がつかわれています。




光源の色を表す一つの方法として、色温度というものがあります。
カメラでも、ホワイトバランスの一つとして、色温度を表す『ケルビン』があります。
この数値を変えることで、写真表現はぐんと変わるんですよ。




色覚特性の方や、ご年配の方には物の見せ方に配慮する必要があります。
それがユニバーサルデザイン。

色だけの説明だけでなく、記号も加えたり、セパレーション効果をつかったり、明度差をつけたり…こうして視認性を高めることは健常者にとっても便利なこと。
みんなに優しいシステムなんですよね~。



どんどん興味がわいて調べていくうちに、こんな素敵なサイトにたどり着きました。


視覚障害のある方が指で触れば、微妙な色の違いがわかる特殊なラベル『いろポチ』です。


全盲の方にヒアリングして、色のイメージの違いをグラフ化していくと赤から紫の10色がほぼ円の形になり、一般的に使われている『色相環』と言われる色の関係性を表したサークルとほぼ一致したそうです。

カラータグの凹凸を触ることで色がわかるだけでなく、色の組み合わせにも役立つ『いろポチ』。

素晴らしい取り組み!
今後、もっと普及していけばいいですね。



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美色コーディネイト講座でも、このような色にまつわる内容が盛りだくさんです。
今のこの学びを、レッスンで共有させていただきます。


最後に…夕焼け空が赤く染まるのはなぜでしょう?

カラージェニック|大阪 高槻 |パーソナルカラー診断

個性や魅力をいろどり もっと軽やかに生きるためのパーソナルカラー診断 いくつになっても、いくつからでも 自分自身をアップデートできます 自分らしい生き方は パーソナルカラーを知ることで叶えられていくのです

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